こんにちは。株式会社リプリーのリプ美です。
前回のコラムでは、HubSpotの概要や特徴・主な機能についてご紹介しました。
今回のコラムでは引き続きHubSpotの主要な機能についてご紹介いたします。
前回は、HubSpot Marketing Hubを構成する主要機能の中から、マーケティングEメール、レポート、ワークフローといった基本機能に触れました。まだお読みでない方は、ぜひこちらの記事から前回の内容をチェックしてみてください。
今回はさらに一歩踏み込み、LP(ランディングページ)、キャンペーン、セグメント、アナリティクス機能の4点に焦点を当て、それぞれの役割や特徴についてご紹介いたします。
LPとは、広告や検索結果、SNSなどを経由して訪問者が最初にアクセスするウェブページのことです。商品の注文やお問い合わせといった、コンバージョンを誘導する効果が高いです。
HubSpotのLPは、専門知識がなくても直感的なドラッグ&ドロップエディターで誰でも簡単に作成できます。
豊富なテンプレートと、レスポンシブデザイン対応によりスマートフォンやタブレットなどあらゆるデバイス向けのページを作成することができます。
キャンペーンとは、特定の目標(新商品販売、リード獲得)を達成するために期間を定めて、メール・LPなどの複数の施策を連携させその効果を一元的に分析する仕組みです。
HubSpotのキャンペーン機能を使えば、特定のマーケティング目標に向けたメール・LPなど、あらゆるコンテンツと施策を一元的に関連付けその効果をまとめて管理することができます。
LP・Webサイトページや、Eメール・CTA・ワークフローなど、コンテンツを一つのキャンペーンに紐づけることで、活動単位で成果を包括的に追跡できるようになります。
セグメントとは、ウェブサイトのアクセス履歴などの行動データを分析して、特定の条件に合致する見込み顧客を自動的に抽出し、セグメント化して管理する機能です。この分類されたセグメントを基に、メール配信や情報提供などのマーケティング活動を自動化するための基盤として活用されます。
HubSpotのセグメントは、CRMデータに基づき顧客を細かくセグメント化することができます。特徴として手動で抽出する「静的リスト」と、条件を満たすコンタクトを自動で更新する「動的リスト」の2種類を使い分けられる点にあります。
マーケティング活動におけるアナリティクスとは、活動全体で生み出されるあらゆるデータ(ウェブサイトのアクセス、広告のクリック、メールの開封)などを収集/分析し、その分析結果を活用して戦略的な意思決定を行うことを指します。
HubSpotのアナリティクス機能は、施策の効果を統合的に測定できることが最大の特徴です。ウェブサイトのトラフィックから、LPのコンバージョン率、Eメールの開封率、など一つのプラットフォーム内で可視化します。
これにより、「最も高い開封率・クリック率を生み出したメールはどれか」「どのコンテンツがコンバージョンの向上に貢献しているか」といったデータに基づいた意思決定ができるようになります。
今回はHubSpotの主要な機能の中から、LP、キャンペーン、セグメント、アナリティクス機能ついてご紹介しました。
これらの機能を使うことで、データ分析の結果に基づいて次に展開すべき施策を決定し、マーケティング活動全体の成果と効率を大幅に向上させることができます。
今回のコラムはこちらで以上です。
次回以降もHubSpotの機能に関する活用方法についてご紹介していきます。
弊社では、HubSpotの導入から活用まで、お客様のビジネスに合わせた一貫したサポートをご提供しています。
「HubSpotを導入したいけれど、何から手をつけていいか分からない」といったお悩みも、きめ細かくサポートさせていただきますので是非一度こちらからご相談ください。
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