導入後もこわくない!MA運用方法のコツをご紹介

MA
2023.04.20

こんにちは。
マーケティングコンサルタントのTです。

前回はMAを導入するには何からしたらよいか?についてお伝えしましたが、
今回はMAの運用方法についてお話させていただきます!

まずは、何を達成したいのかを明確にすることが大切です。
例えば、リードの獲得やナーチャリング、セールスチームとのコラボレーションの改善など、自社が達成したい目的を定めましょう。

具体的には、BtoBやBtoCで状況は違うのですが、
「資料請求のあった企業様の情報をどう活用するか」
「商品購入問い合わせのあったお客様にどのようにアプローチするか」
「既に何度も購入してくださっているお客様に満足していただくために、どのような施策を打ち出すか」
など、業種業態によって様々です。

次にマーケティングオートメーションツールを使って自動化するプロセス、トリガーの設定、実際に配信されるEメールの作成、配信スケジュール、レポートの設定などを定義しましょう。
トリガーの設定では、配信する対象者の年齢や性別、住まい、購入や申し込み回数などを加味して対象者を選定する必要、
配信スケジュールは、いつ/何時にメールを届けるかの設定なのですが、「対象者に対して効果的にメールを開封してもらえる時間はいつか?」などを考える必要がありますし、ひとくちに「自動化するプロセスの定義」といっても、様々な角度から定義を考慮していく必要があります。
このように、ワークフローを設計する際は、顧客のニーズに合わせたセグメンテーションに基づき、プロセスを作成することが望ましいと思います。

並行して、コンテンツの作成も行っていく必要があります。
MAツールでは、自動で配信されるEメールやコンテンツが重要な役割を果たします。
効果的なコンテンツを作成するためには、自社のブランドイメージに沿ったものを作成し、読者の興味を引くようなコンテンツを提供することが必要です。

自動化するプロセスと配信するコンテンツが決定したら、テスト送信を行う場合もあります。
MAツールを使ったマーケティング戦略を実施する前に、EメールのA/Bテストやランディングページの改善などを行い、テスト結果に基づいてプロセスを改善することが重要です。
配信した結果に添って、当社から改善点をプランニングさせていただくことも多いです。
このプランニングは私が担当しているのですが、様々な業種の企業様と向き合うことで他の業界の傾向などを知ることができ、
業務をしながら学ばせていただいているなと実感しています…!!

ある程度配信期間が経ち、データが溜まってきたらセールスチームなどの他部門と連携し、内容を改善していきましょう。
セールスチームとのコミュニケーションを促進するために、リードスコアリングやセールスフォースオートメーションの設定を行うことが望ましいです。

ここまでMAツールを運用してくご担当者様やチームが確立されているといった前提でお話させていただきましたが、これらの仕組みを運用していく体制づくりも大切になってきます。
弊社が支援してきた中には、前任の担当者が退職したことで機能がストップしている状態であったり、導入自体はできているが効果的なメール配信施策の打ち出し方がわからずツール自体が上手く活用できていないなど、MAツールの良さを引き出せていない、導入後しばらくツールを動かせていないような企業様がいらっしゃいました。

弊社では、上記のような問題の解決支援も可能です!
多数MAツールに導入から携わった経験のある者や、データ分析やその他多方面のアプローチでのシナリオご提案実績もございますので、是非安心してお任せください。

以上がMAツールの運用に必要なポイントです。
ツールを最大限に活用し、顧客との関係を深めるために、継続的な改善を行いながら運用していきましょう!

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