[Looker Studioシリーズ]第1回 ~Looker Studioの基本について~

2024.06.20

こんにちは。株式会社リプリーのAです。

今回は、Looker Studioについてお話をしていこうと思います。

まずはじめに、Looker StudioとはGoogleが提供するクラウド型のBIツールです。

BIツールを使ったデータ分析って、難しそう、何から始めていいのかわからない…

そんなイメージから、データ分析に苦手意識を持つ人が多かったのではないでしょうか?

しかし、Looker Studio では 直感的な操作と豊富な機能を備えているため、 データ分析初心者 でも簡単に使い始めることができます。

また、多くのBIツールは有料であることが多いですが、Looker StudioではGoogleアカウントさえあれば、誰でも無料で利用できます。

Looker Studioシリーズコラムでは、基本機能から、実践的な使い方、テクニックなど、幅広くご紹介します。

複数データを繋ぎ、自由自在な分析を実現

Looker Studioでは複数のデータソースを利用でき、複雑なデータを分かりやすくグラフや表にまとめることができます。Google Analytics4やSQL、スプレッドシート、など、あらゆるデータソースに接続し、分析が行えます。

複数のデータソースを持つ場合、分析が複雑になってしまうことがありますが、一度データ連携をすれば、データの更新、出力などを自動で実施ができ、リアルタイムに反映されます。

2024年6月時点で、Looker Studioと連携できるGoogleのサービスは23個です。

ダッシュボードの特徴

まずダッシュボードとは、データや情報を視覚的に表示、一覧に可視化することができるものです。

可視化することで重要な指標をひと目で確認できるため、データ分析を効率的に行うことができます。

Looker Studio のダッシュボードの特徴

  1. 直感的な操作:ドラッグ&ドロップで簡単に操作することができます。Looker Studioに不慣れな方やレポート作成が初めての方でも、比較的安易に操作が可能です。
  2. 豊富なテンプレート:棒グラフ、折れ線グラフ、スコアカードなど豊富なテンプレートが用意されており、それらのテンプレートを組み合わせて、データをわかりやすく表示することができます。
  3. フィルタ機能と計算フィールド:データを自由自在に操るためのフィルタ機能と計算フィールドが用意されています。

以下に利用シーンの例を挙げます。

  • ユーザーが起こした、特定のアクションのカウント数を知りたい
  • 売上上位10位の商品だけを知りたい
  • 顧客の平均購入単価を知りたい

フィルタ機能と計算フィールドを組み合わせることで、さらに高度な分析をすることができます。

ユーザー間でのデータ共有

Looker Studioを共有して、関係者間での閲覧や編集を共同で行うことができます。

もちろん「閲覧のみ」「編集可」というように柔軟に制限することも可能です。

URL共有によりレポートごとにURLが発行され、リアルタイムで最新のレポートを閲覧・編集ができることから効率よく共同作業が行えます。

また、レポートのPDF出力や自動メール送信も設定できるため、ブラウザ経由以外のレポート共有も簡単に行えます。

今回はLooker Studioの基本機能についてご紹介しました。
次回以降もLooker Studio基本機能から、実践的な使い方、活用事例などお伝えしていきます。

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