こんにちは。リプリーのリプ美です。今回は生成AI画像についてご紹介していこうと思います。
AI画像に関してのコラムはこれまでに何度かご紹介しておりましたが、今回はAI画像が完成するまでの一連の流れやポイント、実際の成功例や失敗例についてなど、AI画像が完成する過程をご紹介していこうと思います。
AI画像を生成する上で最初のステップとして、生成したい画像のイメージを明確にすることが重要です。
アイデアを生み出すためには、自然界の風景、アート作品、写真など様々な情報源から参考にしたい情報を収集し、自分の作りたい画像のイメージに合ったアイデアをピックアップします。
たとえば、ファンタジーの世界、未来都市、自然風景など、自分が表現したい世界観を明確にします。テーマに沿ったキーワードやフレーズを書き出すことで、アイデアがより具体的になります。
アイデアが浮かばない場合は、ChatGPT やGemini などのチャット型AIツールを利用することも一つの手段です。これらのツールはテキストベースの質問や指示に対しての回答を生成してくれます。
効率的にアイデアを生成することができるので、これらのAIツールを併用し独自のアイデアを素早く形にすることができます。
AI画像を作成するための過程ではプロンプトを考えることは不可欠です。
プロンプトとは「どのような画像を生成してほしいのか」を詳細に伝えるため、AIに対して指示を与えるためのテキスト形式の情報です。たとえば、特定の風景や人物、色合い、スタイルなど、あらゆる要素を具体的に記述することで、AIはその指示に基づいて画像を生成します。
このプロンプトは明確かつ具体的な指示をすることで、イメージした画像により近いものに生成することができます。
では実際に、イメージ画像の明確化/プロンプトの作成まで終えたら画像を作成していきます。
今回は「海辺の美女」をテーマに画像作成していこうと思います。
まず初めに生成された画像がこちらです。
指の形が大きく崩れていて唇にも違和感がありますね。他にも胸元部分の繊維がほつれているような仕上がりなので、これらを細かく修正していこうと思います。
口元の修正をし、唇を閉じることで歯が見えなくなり自然な仕上がりになりました。
他にも指と洋服の胸元も同時に修正を加えています。指に関してはまだ違和感があるので再度修正を加えていきたいと思います。その他左右で袖の長さが違うので、これらも同時に修正していこうと思います。
指と左右の袖の長さを自然に修正することができました。
最終的に細かい個所の修正をしていきます。欄干の位置が左右で違う/耳とピアスが途中で欠けている等の修正を加えていきます。
最終的に完成した画像がこちらになります。
以下、左がビフォー右がアフター画像です。
このようにAI画像では、一回目に生成された画像が期待通りにならないことが多いため、ディテールを何度も修正することで最終的な画像が完成します。
イメージしている画像とかけ離れた画像が生成されている場合は、プロンプトを考え直すこともポイントです。
こちらで今回のコラムは以上となります。
弊社では、生成AIを活用したWEB素材サイト「Another Earth」を運営しています。またオリジナル画像制作のご依頼も受け付けています。AI画像の制作をご希望の場合は、ぜひこちらからお気軽にご相談ください。
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