【HubSpot第十四回】~HubSpot「フォーム」の仕組みや実践的な活用方法を徹底解説~

2026.09.30

こんにちは。株式会社リプリーのマーケティング担当です。
前回のコラムでは、HubSpotの「リードスコアリング」の設定手順についてご紹介しました。まだお読みでない方は、ぜひ前回の記事から内容をチェックしてみてください。

今回は、Webサイトからのリード獲得に欠かせない「フォーム」機能の概要から活用法を解説いたします。

HubSpotの「フォーム」とは?


HubSpotの「フォーム」とは、「お問い合わせ」や「資料請求」など、各種目的に適した入力欄を構築できる機能です。また、Webサイトの訪問者を「リード(見込み客)」へと変換するためのデータ入力ツールとして活用することができます。

実際にユーザーがフォーム経由で情報を送信すると、そのデータは即座にHubSpot CRMへ自動登録されます。さらに、サンクスメールの自動配信や担当営業へのタスク割り当てまでがシームレスに処理されるため、手作業による転記ミスや対応の遅れを防ぐことが可能です。

これにより、リード獲得から初期アプローチまでのタイムラグを極めてゼロに近づけることができます。主なメリットは以下の3点です。

  • CRMとの即時連携:
    HubSpotのフォームとCRMは一体型のシステムとなっているため、特別な連携設定をすることなく、フォームから送信されたデータが即座にCRMへ自動反映されます。
    手作業での情報入力をなくすことで、入力漏れや連絡の行き違いといったヒューマンエラーを確実に回避できます。
  • 柔軟なカスタマイズ性:
    プログラミングの専門知識がなくても、ドラッグ&ドロップの直感的な操作だけで目的に応じたWebフォームを自由に作成できます。
  • 「フォーム簡略化」機能の活用:
    フォーム簡略化とは、ユーザーが入力する項目数を減らし、入力負担を軽減する機能です。ユーザーがメールアドレスを入力すると、HubSpotが利用可能なデータ補完情報を確認し、自動で補完できる項目を条件に応じて非表示にします。例えば、会社名や役職などを補完できる場合、それらの入力を省略できるため、フォーム入力の手間を減らし、完了率の向上につなげられます。

フォーム作成方法の比較

HubSpotで新規フォームを作成する際、「フォームエディター(新インターフェース)」と「旧フォームエディター」のどちらを使用するか選択します。それぞれの特徴と用途の違いは以下の通りです。

フォームの種類特徴と主な用途おすすめの活用シーン
フォームエディター画面を見ながら直感的に編集できる最新形式。
項目を複数ページに分ける「マルチステップ表示」や高度なスタイル設定に対応してる。
デザイン性の高いフォームを作りたい場合や、ステップ入力でユーザーの離脱を防ぎたい場合。
旧フォームエディター必要最小限の機能に絞った従来型の作成画面。
画面を切り替えずに1つの画面内で全項目をまとめて表示する、オーソドックスなフォームを素早く作成できる。
デザインなどの細かい設定を省略し、必要最低限の項目で手早くフォームを作成したい場合。

フォームの主な活用方法

HubSpotのフォームは単なるお問い合わせ窓口にとどまらず、マーケティングや営業のさまざまな場面で活用できます。
あらゆる顧客接点でリード情報を獲得し、自動で適切なアプローチへ繋げる仕組みとして活用できます。代表的な活用例は以下の通りです。

活用シーン得られる効果
資料請求・ホワイトペーパーダウンロード
資料請求フォームを設置し、見込み客の連絡先(氏名・メールアドレス等)を取得する。
関心度の高いリード情報を獲得でき、その後のメルマガ配信や営業提案へスムーズに繋げられる。
イベント・ウェビナー参加申し込み
参加フォームを設置し、申込直後のURL送付や「日時・参加URLを再案内するリマインドメール」の送信を自動化する。
参加者名簿の作成や案内メール等を手作業で送る手間を完全になくし、直前のキャンセルを防いで当日の出席率を高めることができる。
メルマガ・ニュースレター購読登録
ブログ記事末尾やポップアップに、簡略化した登録フォーム(名前・アドレスのみ入力)を設置する。
手軽に登録数を増やし、役立つ情報を定期配信することで購入前の潜在顧客を中長期的に育成できる。
お問い合わせ・カスタマーサポート
問い合わせ内容(導入相談・サポート等)に応じて入力項目が変化する動的フォームを設置する。
事前に必要な情報を不足なく回収でき、送信と同時に最適な担当部署へ割り当てて初期対応スピードを向上させる。

フォームのCV率を高める運用ポイント

  • 入力項目数を必要最小限に絞る:
    入力項目が多いとユーザーの負担が増え、離脱につながる可能性があります。初期段階では氏名・Eメールなど、目的に応じた必要最小限の項目に絞り、不足情報はその後のやり取りや追加のフォームで段階的に取得しましょう。
  • フォーム簡略化の活用:
    ユーザーがメールアドレスを入力すると、HubSpotが利用可能なデータ補完情報を確認し、自動で補完できる項目を条件に応じて非表示にします。入力が必要な項目を減らすことで、ユーザーの負担を軽減しながら顧客情報を取得できます。
  • ワークフローとの連携による即時アクション:
    フォーム送信完了をトリガーとして、自動サンクスメールの配信や担当営業へのタスク割り当てを自動化することで、営業の初回連絡スピードを大幅に向上させます。



HubSpotのフォーム機能を活用することで、Webサイト訪問者のスムーズなリード獲得と、その後の迅速な顧客対応を自動化することができます。
まずはシンプルなお問い合わせフォームや資料ダウンロードフォームから作成し、効果検証を行いながら項目の最適化を進めてみてください。

次回は実際のフォーム作成手順について解説いたします。


弊社では、HubSpotの導入から活用まで、お客様のビジネスに合わせた一貫したサポートを提供しています。「HubSpotを導入したいけれど、何から手をつけていいか分からない」といったお悩みも、きめ細かくサポートさせていただきますので、是非一度こちらからご相談ください。

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